【2020年 第67回 日経新春杯】特徴まとめ
日経新春杯(にっけいしんしゅんはい)は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場の芝2,400mで開催している中央競馬の重賞競走。正賞は日本経済新聞社賞で、寄贈賞を提供する日本経済新聞社は、東京都と大阪府に本社を置く新聞社。
日経新春杯は、1954年に5歳以上の競走馬による重賞競走として創設された「日本経済新春杯」(にほんけいざいしんしゅんはい)が前身となっており、1979年に現行の「日経新春杯」に改称された。
創設時の負担重量はハンデキャップとされていたが、1981年から1993年の開催では別定で行なわれていた。距離についても創設時は芝2,400mとなっていたが、1987年から1994年の開催では芝2,200mに短縮して行なわれた。
1990年より混合競走となり外国産馬、2006年より国際競走となり外国調教馬も出走可能となった。また、外国馬の出走枠について、当初は4頭までとされていたが、2007年から2014年までは8頭に拡大され、2015年より9頭までに拡大された。また、2020年より特別指定交流競走に指定されたことから、地方競馬所属の競走馬も出走可能となった。
なお、日経新春杯の優勝馬に対して、オーストラリアのコーフィールド競馬場で開催される「コーフィールドカップ」への優先出走権が付与されることになっている。
【2020年 第67回 日経新春杯】コースの特徴
日経新春杯のコースの特徴を見てみよう。日経新春杯のコースは1コーナー奥のポケットからのスタートとなり、1コーナーまで約600mもある。
日経新春杯のコースの特徴として、ホームストレッチを走る距離が長く、前半は速めに流れ、中盤の向上面にてペースが落ち着くことが多い。京都競馬場の外回りの特徴で、3コーナーの下り坂からペースは上がるが、距離が長いことからペースアップは緩やかとなる。また、直線は平坦で上がりが速くなるというのも京都大賞典の特徴である。
京都競馬場の芝は移動柵がA~Dコースまでとれることから、良好なコンディションが保たれやすく、収支インコースのいい状態が続く。京都競馬場のコースではスタミナに加え、インを器用に立ち回れる操縦性と下り坂から加速し直線でトップスピードに乗れる能力が要求されることとなる。
【2020年 第67回 日経新春杯】過去10年の優勝馬
続いては日経新春杯の過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第57回 | 2010年1月17日 | 2400m | メイショウベルーガ | 牝5 | 2 | 2:24.4 |
第58回 | 2011年1月16日 | 2400m | ルーラーシップ | 牡4 | 2 | 2:24.6 |
第59回 | 2012年1月15日 | 2400m | トゥザグローリー | 牡5 | 1 | 2:23.7 |
第60回 | 2013年1月13日 | 2400m | カポーティスター | 牡4 | 10 | 2:25.0 |
第61回 | 2014年1月19日 | 2400m | サトノノブレス | 牡4 | 2 | 2:24.4 |
第62回 | 2015年1月18日 | 2400m | アドマイヤデウス | 牡4 | 6 | 2:24.8 |
第63回 | 2016年1月17日 | 2400m | レーヴミストラル | 牡4 | 2 | 2:25.9 |
第64回 | 2017年1月17日 | 2400m | ミッキーロケット | 牡4 | 1 | 2:25.7 |
第65回 | 2018年1月7日 | 2400m | パフォーマプロミス | 牡6 | 1 | 2:26.3 |
第66回 | 2019年1月13日 | 2400m | グローリーヴェイズ | 牡4 | 1 | 2:26.2 |
【2019年 第66回 日経新春杯】レース傾向
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