【2019年 第36回ホープフルステークス(GI)】の穴馬予想
今週末は、2歳中距離チャンピオンを決する一戦であると同時に、令和元年を締めくくるGI競走・ホープフルステークス。
ホープフルステークスは、2013年まで阪神競馬場の芝2,000mを舞台に行われていたラジオNIKKEI賞2歳ステークスが前身で、2014年に中山競馬場に舞台が移された際に現行の名称に改められ、格付けがGIIに昇格。その後2017年よりGI競走となった。
阪神競馬場で開催される2つの2歳GI(阪神ジュベナイルフィリーズ・朝日杯フューチュリティステークス)は、いずれも施行距離が1,600mだが、ホープフルステークスは同2戦よりも距離が長く、4月の3歳GI・皐月賞と同じ芝2,000mが舞台となっている。
そんなホープフルステークスから、当サイトがオススメする穴馬はブルーミングスカイだ。
【2019年 第36回ホープフルステークス(GI)】の
穴馬・ブルーミングスカイの近走
まずは、ブルーミングスカイの近走を見てみよう。
ブルーミングスカイは、8月の小倉での2歳未勝利では単勝1番人気の支持に応えて1着、10月の紫菊賞(1勝クラス)では単勝1番人気で2着、前走の黄菊賞(1勝クラス)では単勝2番人気で4着に入っている。
2走前より順位が人気を下回っているが、ここまで馬券もしくは掲示板に絡んでいる。12月19日の調教において、リードする形ながらも後続の馬を置き去りにし、CWコースの3頭併せで最先着となっており、いい脚を持っていることがわかる。ホープフルステークスでも、この脚を発揮することに期待したい。
データから見たホープフルステークスの傾向と穴馬・ブルーミングスカイ
続いては、オープン特別として行われた2019年から2013年を含めた10年間のホープフルステークスのデータを紐解いていこう。
過去10年の開催において、東京競馬場や京都競馬場のレースから出走してきた競走馬が好走する傾向にあり、前走が東京競馬場だった競走馬は勝率6.9%・連対率15.5%・3着内率27.6%、京都競馬場だった競走馬は勝率14.7%・連対率20.6%・3着内率26.5%と高い数値をマークしていた。
また、デビュー戦の日付もポイントとなっており、過去5年の開催において8月までに芝1,600m~1,800mのレースでデビューした競走馬が好走する傾向にあることもわかっている。特に昨年の3着内馬はいずれもこれに該当している。
ブルーミングスカイは、前走が京都競馬場の黄菊賞(1勝クラス)で、2019年7月にデビューしていることから、上記の好走傾向に当てはまっている。加速が遅いことが懸念されるが、前述のとおり良い脚を持っていることがわかっているので、あとは加速が良くなればホープフルステークスで好走することが大いに考えられる。