【2019年 第80回菊花賞(GI)】の穴馬予想
菊花賞は、すべての出走馬が初めて経験する距離3,000mで行われる重賞競走であることから、真の強さが試される長距離戦となる。
クラシック三冠の最後の舞台と位置付けられていて、2006年以降の開催はフルゲートの18頭立てが続いている。過去5年の優勝馬のうち、キタサンブラック、サトノダイヤモンド、フィエールマンが、後に古馬混合の国内のGI競走で優勝を果たしている。そのような点から、今後への期待が込められた注目の一戦となっている。
そんな菊花賞から、当サイトがオススメする穴馬はレッドジェニアルだ。
【2019年 第80回菊花賞(GI)】の穴馬・レッドジェニアルの近走
まずは、レッドジェニアルの近走を見てみよう。
レッドジェニアルは、5月の京都新聞杯(GII)では重賞初挑戦かつ単勝11番人気ながら、中団追走から直線に入り、その後外から追い込んで重賞初制覇を果たした。同月の東京優駿(GI)では単勝11番人気ながら8着に入り、前走の神戸新聞杯(GII)では単勝4番人気で4着に入った。
東京優駿(GI)では馬券・掲示板入りを果たすことはできなかったが、いずれの3レースも人気よりも順位が下回っていない。これまでも、京都競馬場でのレースでは良い結果を残していることから、京都競馬場のコースを得意としていることが分かる。
データから見た菊花賞の傾向と穴馬・レッドジェニアル
続いては、菊花賞のデータを紐解いていこう。
過去10年の開催において、神戸新聞杯から出走してきた競走馬が好走する傾向にあり、これに該当する競走馬は、勝率10.6%・連対率19.7%・3着内率25.8%と高い数値をマークしていた。そのうえ、過去10年の連対馬の大半は神戸新聞杯とセントライト記念の両トライアルレースから出走してきた競走馬である。
また、春の重賞での成績もポイントとなっており、2009年と2014年を除き、過去10年の開催において連対した競走馬は、5走前までに春の重賞にて4着もしくは5着に入っていたことが確認できている。
レッドジェニアルは、神戸新聞杯から出走してきた競走馬。短距離から長距離をこなすキングカメハメハ産駒であるうえに、前述のとおり京都競馬場のレースにて結果を残してきた競走馬であるため、レッドジェニアルが菊花賞でも好走することが大いに考えられる。