【2019年 第55回新潟記念(GIII)】の穴馬予想
新潟記念は、サマー2000シリーズの最終戦であるとともに、夏の新潟開催のラストを飾る重賞競走である。
昨年の開催では3歳馬のブラストワンピースが単勝1番人気の支持に応えて快勝し、暮れの有馬記念も優勝し、JRA賞最優秀3歳牡馬に選出された。過去10年の開催では波乱の決着で終わり、高配当が出る年が多い。
そんな新潟記念から、当サイトがオススメする穴馬はセンテリュオだ。
【2019年 第55回新潟記念(GIII)】の穴馬・センテリュオの近走
まずは、センテリュオの近走を見てみよう。
センテリュオは、2月の尼崎ステークス(1600万下)では単勝1番人気で4着、5月の下鴨ステークス(1000万下)では単勝1番人気の支持に応えて1着、前走のマーメイドステークス(GIII)では単勝1番人気で4着と、掲示板内もしくは3着内に入るという好走を見せている。
センテリュオにとって初めての左回りとなる今回の新潟記念。初の左回りで、センテリュオがパフォーマンスを挙げてくる可能性もあり、脚質でいっても申し分はなさそうだ。
データから見た新潟記念の傾向と穴馬・センテリュオ
続いては、新潟記念のデータを紐解いていこう。
過去10年の開催において、近走で芝の重賞を買っていた競走馬が好走する傾向にあり、近走での芝重賞における最高着順が1着だった競走馬の勝率は23.8%、連対率は33.3%、3着内率は42.9%と高い数値をマークしていた。
また、2014年以降の開催を制した競走馬のうち、2頭が前走で1着、残りの3頭が2着以下であったが、いずれも勝ち馬とのタイム差は0.4以内であった。ここからタイム差が小さかった競走馬が好走する傾向にあるともいえる。
センテリュオは、2走前の下鴨ステークス(1600万下)で最高位となる1着に入っていて、前走が4着ながらタイム差が0秒4ということから、上記の好走傾向に当てはまっている。直線も長く、中長距離を得意とするディープインパクト産駒であることからセンテリュオが好走することが大いに考えられる。