【2019年 第54回関屋記念(GIII)】の穴馬予想
関屋記念は、サマーマイルシリーズの第2戦にあたる重賞競走。
昨年の開催で優勝したプリモシーンは、同じ年のフェアリーステークス(GIII)で重賞制覇を果たしていて、翌年のヴィクトリアマイル(GI)では2着に好走していた。このほかにも、多くの実力派マイラーが歴代優勝馬に名を連ねている。
そんな関屋記念から、当サイトがオススメする穴馬はブレスジャーニーだ。
【2019年 第54回関屋記念(GIII)】の穴馬・ブレスジャーニーの近走
まずは、ブレスジャーニーの近走を見てみよう。
ブレスジャーニーは、昨年10月のカシオペアステークス(OP)では単勝3番人気で7着、今年5月のメイステークス(OP)では単勝4番人気では5着と低調であったが、前走のエプソムカップ(GIII)では単勝9番人気で5着と徐々に調子を戻しつつある。
ブレスジャーニーにとっては、初のマイル戦となる。見事なまでの返し馬ができることから、まだまだ好走する可能性は残っており、あとは臨機応変に導いてくれる鞍上を確保することがカギとなる。
データから見た関屋記念の傾向と穴馬・ブレスジャーニー
続いては、関屋記念のデータを紐解いていこう。
過去10年の開催において、3歳馬が3着内率30%、4着馬が3着内率38.1%、5着馬が3着内率20.6%と比較的優秀な成績を収めていた。その一方、6歳以上の馬が3着以内に入ったのは、2014年の2着馬ダノンシャーク(当時6歳)が最後であり、3着内率も9%と苦戦する傾向にある。
また、前走の施行距離もポイントとなっており、過去5年の優勝馬はいずれも前走が1,600m以上のレースだった競走馬であった。そのため、前走の施行距離が1,600m以下だった競走馬の評価は下げたほうが得策と言える。
ブレスジャーニーは、5歳馬で前走が芝1,800mのエプソムカップ(GIII)であったため、上記の好走条件に当てはまっている。前述のとおり近走において見事なまでの返し馬を見せてくれることから、今回の関屋記念でも好走する可能性は考えられる。後は鞍上次第と言うところだろうか。