【2019年 第69回安田記念(GⅠ)】の穴馬予想
安田記念は、2013年より3年に渡って単勝1番人気馬の優勝が続いていたが、2016年以降は単勝7番人気以下の競走馬の優勝を収めている。
ここ10年の開催で3着以内に入った単勝6番人気以下の競走馬の数は15頭に上り、人気薄の競走馬からも目が離せない。
そんな安田記念から、当サイトがオススメする穴馬はロジクライだ。
【2019年 第69回安田記念(GI)】の穴馬・ロジクライの近走
まずは、ロジクライの近走を見てみよう。
ロジクライは、2月の阪急杯(GIII)では単勝2番人気で3着、3月の高松宮記念(GI)では単勝4番人気で8着と低調となっていたが、前走のスプリングカップ(GII)では単勝2番人気で3着に入った。
ロジクライにとって今回の安田記念は。昨年のマイルチャンピオンシップ以来のGI競走。今の東京競馬場の馬場状態から考えて流れが合いそうなことから、今回の安田記念において好走することも大いに考えられる。
データから見た安田記念の傾向と穴馬・ロジクライ
続いては安田記念のデータを紐解いていこう。
過去10年の開催において、6歳馬が好走する傾向にあり、特にここ5年では9頭が3着以内に入っていた。実際に勝率でも8%と3頭しか出走していない3歳馬を除いて、一番高い数値をマークしていた。6歳馬以外では、4歳馬と5歳馬も好走率が高い。
また、過去2走の単勝人気もポイントとなっており、過去10年の優勝馬のうち7頭はいずれも「前々走と前走の単勝人気が同じ」か「前々走より前走の単勝人気が上位」の競走馬だった。ちなみに優勝馬10頭のうち9頭は、直近で出走した国内のレースにおける単勝人気が5番人気以内であることもわかっている。
ロジクライは6歳馬で、「前々走:単勝4番人気⇒前走:単勝2番人気」と、上記2つの好走傾向に当てはまっている。ロジクライの父ハーツクライは長距離を得意とする競走馬であったが、今回の流れが合いそうなことから、あえて短距離を選んだことがプラスとなることも大いに考えられる。