【2019年 第67回クイーンステークス】特徴まとめ
クイーンステークスは、日本中央競馬会(JRA)が札幌競馬場の芝1,800mを舞台に開催している重賞競走。正賞は北海道新聞社賞で、寄贈賞を提供する北海道新聞社は、北海道札幌市に本社を置く新聞社である。競馬番組表では、「北海道新聞杯 クイーンステークス(ほっかいどうしんぶんはい クイーンステークス)」と表記されている。
クイーンステークスは、1953年に4歳(現3歳)の牝馬による重賞競走として創設された。その後施行場について東京競馬場と中山競馬場との間で幾度も変更されたのち、新潟競馬場で施行された1988年を除き、1980年から1999年まで中山競馬場での施行が定着していた。
1991年より優勝馬を含む3着内馬にエリザベス女王杯の優先出走権が付与されるようになり、1995年はエリザベス女王杯のトライアル競走及び指定交流競走として施行され、地方競馬所属の競走馬の出走も可能となった。その後1996年に秋華賞が新設されたことに伴い、施行距離が芝1,800mに変更されて秋華賞のトライアル競走となった。
2000年に牝馬競走体系整備の一環で、施行場が札幌競馬場に移されたのと同時に4歳(現3歳)以上の牝馬限定戦となった。これにより、レースの位置づけと性格がこれ以降大きく変わることとなった。2009年より国際競走となり、外国調教馬の出走も可能となった。
1995年から1999年の間は中山競馬場で施行されていて、この当時は時事通信社が寄贈の提供を行っており、「時事通信杯 クイーンステークス」という名称になっていた。
【2019年 第67回クイーンステークス】コースの特徴
クイーンステークスのコースの特徴を見ていこう。クイーンステークスのコースはスタートしてから1コーナーまでの距離が約200mで、コーナーが4つ存在する芝1,800mのコースの中では最も短い距離となる。
クイーンステークスのコースの特徴として、全体がほぼ平坦になっており、直線が短い(Cコース使用時269.1m)ことから、その前の4コーナーから加速することになるものの、コーナーが緩いため勢いがつきやすくなっている。
最初の1コーナーをロスなく回り、4コーナーから加速し、短い直線でトップスピードに乗れるタイプの競走馬がクイーンステークスにおいて好走するしやすいというのも特徴である。
【2019年 第67回クイーンステークス】過去10レースの優勝馬
続いてはクイーンステークスの過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第57回 | 2009年8月16日 | 1800m | ピエナビーナス | 牝5 | 11 | 1:48.2 |
第58回 | 2010年8月15日 | 1800m | アプリコットフィズ | 牝3 | 2 | 1:47.6 |
第59回 | 2011年8月14日 | 1800m | アヴェンチュラ | 牝3 | 1 | 1:46.6 |
第60回 | 2012年7月29日 | 1800m | アイムユアーズ | 牝3 | 1 | 1:47.2 |
第61回 | 2013年7月28日 | 1800m | アイムユアーズ | 牝4 | 1 | 1:49.4 |
第62回 | 2014年8月3日 | 1800m | キャトルフィーユ | 牝5 | 2 | 1:45.7 |
第63回 | 2015年8月2日 | 1800m | メイショウスザンナ | 牝6 | 7 | 1:47.1 |
第64回 | 2016年7月31日 | 1800m | マコトブリジャール | 牝6 | 9 | 1:47.7 |
第65回 | 2017年7月30日 | 1800m | アエロリット | 牝3 | 2 | 1:45.7 |
第66回 | 2018年7月29日 | 1800m | ディアドラ | 牝4 | 1 | 1:46.2 |
【2019年 第67回クイーンステークス】レース傾向
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