【2019年 第19回アイビスサマーダッシュ】特徴まとめ
アイビスサマーダッシュは、日本中央競馬会(JRA)が新潟競馬場の芝直線1,000mを舞台に開催している重賞競走。正賞は新潟市長賞。競走名の「アイビス(Ibis)」とは、新潟県の県鳥として指定されているトキの英称で、新潟競馬場のスタンドには「アイビススタンド」という名称が付けられている。
アイビスサマーダッシュは、2001年に新潟競馬場のコース改修が実施された際に新設された重賞競走で、中央競馬で唯一直線コースのみで施行される重賞競走である。
創設された2001年から2005年まではスプリンターズステークスのステップレースとして位置づけられていて、2005年まではスプリンターズステークスの出走候補馬となる地方競馬所属の競走馬3頭に出走資格が付与されていたが、2006年より地方競馬所属の競走馬の出走枠は2頭に減った。なお、2005年より国際競走に指定されたことにより、外国調教馬の出走が可能となった。
2006年に施行時期が夏の新潟開催の開幕週に移設され、同時に夏季競馬を盛り上げるという目的で設けられたサマースプリントシリーズに指定された。アイビスサマーダッシュは、2011年まではサマースプリントシリーズの第2戦とされていたが、2012年以降は同第3戦とされている。
アイビスサマーダッシュは、牡牝混合戦とされているが、牡馬に比べて牝馬の勝率が圧倒的に高く、2017年までの全17回もの開催で牝馬の優勝数は11回を数える。
【2019年 第19回アイビスサマーダッシュ】コースの特徴
アイビスサマーダッシュのコースの特徴を見ていこう。アイビスサマーダッシュのコースは、JRAの中で唯一直線のみで構成されるコースとなっている。
スタートから約240mが緩やかな上り坂となっており、そこから約200mもの緩やかな坂を下り、残りの560mはほぼ平坦という構造になっている。馬群が外ラチ沿いに固まることが多く、外枠からスタートして、先にいいポジションを取れるダッシュ力があれば、レースを有利に運びやすいという特徴がある。
アイビスサマーダッシュのコースは、ダッシュ力そして長い直線においてスピードを持続させる能力が要求されるという特徴がある。
【2019年 第19回アイビスサマーダッシュ】過去10レースの優勝馬
続いてはアイビスサマーダッシュの過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第9回 | 2009年7月19日 | 直線1000m | カノヤザクラ | 牝5 | 3 | 0:56.2 |
第10回 | 2010年7月18日 | 直線1000m | ケイティラブ | 牝6 | 8 | 0:53.9 |
第11回 | 2011年7月17日 | 直線1000m | エーシンヴァーゴウ | 牝4 | 1 | 0:53.8 |
第12回 | 2012年7月22日 | 直線1000m | パドトロワ | 牡5 | 7 | 0:54.2 |
第13回 | 2013年7月28日 | 直線1000m | ハクサンムーン | 牡4 | 1 | 0:54.2 |
第14回 | 2014年8月3日 | 直線1000m | セイコーライコウ | 牡7 | 1 | 0:54.3 |
第15回 | 2015年8月2日 | 直線1000m | ベルカント | 牡4 | 1 | 0:54.1 |
第16回 | 2016年7月31日 | 直線1000m | ベルカント | 牡5 | 1 | 0:54.1 |
第17回 | 2017年7月30日 | 直線1000m | ラインミーティア | 牡7 | 8 | 0:54.2 |
第18回 | 2018年7月29日 | 直線1000m | ダイメイプリンセス | 牡5 | 1 | 0:53.8 |
【2019年 第19回アイビスサマーダッシュ】レース傾向
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