【2019年 第41回新潟大賞典】特徴まとめ
新潟大賞典(にいがただいしょうてん)は、日本中央競馬会(JRA)が新潟競馬場の芝2,000mを舞台に開催している中央競馬の重賞競走。正賞は新潟県知事賞。
1967年から1977年まで福島競馬場で「福島大賞典(ふくしまだいしょうてん)」という競争を施行していたが、1978年に福島競馬場の馬場改修工事が実施された際に、新潟競馬場で「新潟ステークス(事実上は第12回福島大賞典)」として施行されたのをきっかけに廃止。これに代わり、1979年に5歳(現4歳)以上の競走馬による重賞競走として創設されたのが「新潟大賞典」である。
創設当時は、芝2,000m(右回り)で施行されていたが、1984年に芝2,200m(右回り)、1996年に芝2,000m(右回り)と変更され、2002年に芝外回り2,000m(左回り)で定着した。
2005年に国際競走となったことから、外国調教馬の出走が可能となった。
【2019年 第41回新潟大賞典】コースの特徴
新潟大賞典のコースの特徴を見ていこう。新潟大賞典のコースは2コーナー奥のポケットからのスタートとなり、バックストレッチをフルに走るレイアウトになっていて、3コーナーまでの距離が約950mとなっている。
スタートからしばらくは平坦になっているが、外回りコースに入ってから3コースまでが緩やかな上り坂、そこから4コーナーにかけて緩やかな下り坂という特徴を持っている。
新潟大賞典のコースは、JRAの芝2,000mで唯一コーナー通過が2回(東京競馬場は3回、その他の競馬場は4回)のコースとなっている。ちなみに直線距離は658.7mと、JRAの競馬場で最も長い(芝直線1,000mを除く)直線距離となっている。
新潟大賞典のコースは上がりが極端に速いレースなりやすい上に、直線コースで内と外での有利不利が極端に出るケースが見られるのも特徴となっていて、騎手のポジション取りが重要なコースと言える。
【2019年 第41回新潟大賞典】過去10レースの優勝馬
続いては新潟大賞典の過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
---|---|---|---|---|---|---|
第31回 | 2009年5月9日 | 2000m | シンゲン | 牡6 | 5 | 1:56.9 |
第32回 | 2010年5月8日 | 2000m | ゴールデンダリア | 牡6 | 2 | 1:57.7 |
第33回 | 2011年5月8日 | 2000m | セイクリッドバレー | 牝5 | 2 | 1:58.4 |
第34回 | 2012年5月6日 | 2000m | ヒットザターゲット | 牡4 | 5 | 1:59.0 |
第35回 | 2013年5月5日 | 2000m | パッションダンス | 牡5 | 6 | 1:56.9 |
第36回 | 2014年5月11日 | 2000m | ユールシンギング | 牡4 | 3 | 1:59.2 |
第37回 | 2015年5月10日 | 2000m | ダコール | 牡7 | 5 | 1:59.6 |
第38回 | 2016年5月8日 | 2000m | パッションダンス | 牡8 | 10 | 1:57.8 |
第39回 | 2017年5月7日 | 2000m | サンデーウィザード | 牡5 | 3 | 1:58.6 |
第40回 | 2018年5月6日 | 2000m | スズカデヴィアス | 牡7 | 5 | 2:00.0 |
【2019年 第41回新潟大賞典】レース傾向
現在調査中
2