【2019年 第59回きさらぎ賞】 特徴まとめ
きさらぎ賞(きさらぎしょう)は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場の芝1,800mで開催している中央競馬の重賞競走。競走名の「きさらぎ(如月)」とは、陰暦の2月を表す異称。正賞はNHK賞。
きさらぎ賞は、1961年に4歳(現3歳)馬限定の重賞競走として創設された。1962年に開催された第2回より「NHK賞」の副称がつけられている。
きさらぎ賞創設時は中京競馬場の砂1,200mで施行され、その後は砂1,700mへ延長され、1971年から1986年までは中京競馬場の芝1,800mで施行された。その後、1987年に京都競馬場の芝2,000mに変更され、1991年より現行の京都競馬場の芝1,800m(外回り)で施行されている。
2007年に日本がパートⅠ国に昇格したことに伴い格付表記が「JpnⅢ」に変更された後、2009年に国際格付の「GIII」に変更された。
1972年より外国産馬、1996年に特別指定交流競走に指定されたことを受け地方競馬所属の競走馬、2009年より国際競走に指定されたことを受け外国調教馬の出走が可能となった。
【2019年 第59回きさらぎ賞】コースの特徴
きさらぎ賞のコースの特徴を見てみよう。
きさらぎ賞のコースは、2コーナー奥にある引き込み線の一番奥からスタート。これによりスタート後に向正面を走る距離が長く、道中のペースがよどみなく流れるケースが多いことから、実際の距離以上のスタミナが要求されるという特徴がある。このことから、きさらぎ賞のコースは2,000m以上でも差せるタイプが有利なコースと言える。
京都競馬場の芝コースはAからDコースまで取れるため良好なコンディションが保たれ、終始インコースの良い状態が続きやすいという特徴があり、スピードード勝負に対応でき、なおかつ長距離もこなせるスタミナが求められるコースとなっている。
【2019年 第59回きさらぎ賞】過去10年の優勝馬
続いてはきさらぎ賞の過去10年の優勝馬を見ていこう。
回数 | 開催日 | 距離 | 馬名 | 性齢 | 人気 | タイム |
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第49回 | 2009年2月15日 | 1800m | リーチザクラウン | 牡3 | 1 | 1:48.9 |
第50回 | 2010年2月14日 | 1800m | ネオヴァンドーム | 牡3 | 5 | 1:48.6 |
第51回 | 2011年2月6日 | 1800m | トーセンラー | 牡3 | 3 | 1:47.6 |
第52回 | 2012年2月5日 | 1800m | ワールドエース | 牡3 | 1 | 1:47.0 |
第53回 | 2013年2月3日 | 1800m | タマモベストプレイ | 牡3 | 6 | 1:48.9 |
第54回 | 2014年2月9日 | 1800m | トーセンスターダム | 牡3 | 2 | 1:47.6 |
第55回 | 2015年2月8日 | 1800m | ルージュバック | 牝3 | 1 | 1:48.6 |
第56回 | 2016年2月7日 | 1800m | サトノダイヤモンド | 牡3 | 1 | 1:46.9 |
第57回 | 2017年2月5日 | 1800m | アメリカズカップ | 牡3 | 6 | 1:50.1 |
第58回 | 2018年2月4日 | 1800m | サトノフェイバー | 牡3 | 4 | 1:48.8 |
【2019年 第59回きさらぎ賞】レース傾向
きさらぎ賞のレース傾向を紐解いていこう。きさらぎ賞は2月初旬に行なわれる重賞だが、例年クラシック戦線を見据えた素質馬が一堂に集まり、過去10年の平均出走頭数は9.8頭と全体的にレベルの高い一戦となっている。
データを見てみると、過去10年の開催において2月~3月までに生まれた競走馬が好走する傾向にあることがわかった。2月生まれの競走馬は5勝しており、3月生まれの競走馬は1勝でありながら、2着に6頭、3着に3頭が入っている。
また、前走が500下だった競走馬が8回2着に入っており、未勝利戦優勝直後の競走馬の3着内率が50%超えというのも特徴的である。