【2018年 第79回菊花賞(GⅠ)】の穴馬予想
菊花賞は、春の皐月賞、夏の東京優駿(日本ダービー)との中央競馬クラシック三冠の最終戦にあたる重賞競走だ。
菊花賞の出走距離である芝3,000mは、3歳馬にとって初めての経験となり、折り合い面や騎手の駆け引きなど、クラシック三冠最後の一冠をめぐりこれまでいくつもの熱い戦いが繰り広げられてきた。
そんな菊花賞から、当サイトがオススメする穴馬はグロンディオーズだ。
【2018年 第79回菊花賞(GI)】の穴馬・グロンディオーズの近走
まずは、グロンディオーズの近走を見てみよう。
今年2月の3歳新馬で1番人気という支持に応えて初優勝。翌月の3歳500万下では3着だったものの、5月の3歳500万下、8月の信濃川特別で2競走続けて優勝した。
今回の菊花賞はグロンディオーズにとって初の重賞競走。GI活躍馬を輩出してきた父ルーラ、母方はトップヴィルやハイトップなど中長距離戦で活躍している競走馬を算出する血統であることから、初の重賞競走ながらも活躍できる可能性が感じられる。
データから見た菊花賞の傾向と穴馬・グロンディオーズ
続いては菊花賞のデータを紐解いていこう。
過去10年の菊花賞のデータを見てみると、単勝1番人気が勝率60%・連対率70%・3着内率80%とトップをマークしている。しかし、この10年において「6~9番人気」の競走馬が3着以内に9頭も入っており、1番人気馬と下位人気馬が好走する傾向にあることがわかる。
また、過去2走において3着以内に入った競走の最長距離が「2400m」だった競走馬の好走する傾向にもあり、勝率19.5%、連対率31.7%、3着内率41.5%と高い数値をマークしていた。さらに過去3走で3着以内に入った経験が2回または3回という競走馬も高く評価したいところ。
グロンディオーズは、2走前に1着に入った3歳500万下が最長の芝2,400m、3着以内に入った経験が3回ということから、これらの条件に当てはまっている。前述の血統も加え、菊花賞で活躍できる素質は十分に持ち合わせていると言える。